オーストラリアのトーマス・ボウエン(1916-1982)が、
身体の特定の部分への優しい刺激により、様々な症状に効果があることを発見しました。
1959年に本格的に施術を始めて以来、口コミだけで、その評判が広がり、
1975年時には1年で約13000人に施術を行っていました。
その手法は、彼が認めた数人に受け継がれ、今では世界40カ国以上に広まっています。
説明
ボウエン テクニックとは
手法
特定のポイントへのソフトな刺激
無理な力を加えず、やさしく、身体の全体のバランスと調和を促します。
筋膜の浅い部分にソフトな刺激(ムーブ)を与えると、神経系を伝って、特定の場所(筋膜、筋肉、腱、靭帯、神経)に指令を出します。
最小限の手技により、睡眠時のようなリラックスした状態に身体をリセットし、内臓や神経が本来の機能を取り戻していきます。
特徴
身体が反応する時間を待ちます
ボウエンテクニックの特徴は、
数分間、身体に触れず、身体が反応する待ち時間をとることです。
特定の部位に、いくつか刺激を与えた後、約2分ほどの休憩を挟み、身体が情報を処理する時間を持ちます。
こんな時に
赤ちゃんからお年寄りまで受けていただけます
腰痛、坐骨神経痛
消化器官の問題
顎関節の問題
偏頭痛
足の長さの調整
骨盤の傾き
膝痛、足首の問題
肩こり、首の痛み
テニス肘
月経、ホルモン異常
花粉症
etc…
慢性的な痛みや怪我の治療中の場合は、施術を受ける前に医師に相談してください。
セッション
流れ
セッション自体は約60分程です。着衣のまま、お受けいただきます。うつ伏せの姿勢で始めることが多いです。
筋肉、腱、靭帯、筋膜などの特定の位置に軽い刺激を与えます。(刺激への反応として身体の一部に痛みを感じる場合もあります。)いくつか刺激を与えた後、2分ほど休憩を挟み、身体の反応を見つつ、最小限の刺激で身体の治癒力を手助けします。
身体がリセットし調整するのに、初めは1週間に1回程度の頻度で、1,2ヶ月程受けていただくことをお勧めしています。その後、メンテナンスとして受ける場合は、月1回か隔月に1回くらいを目安にされると良いでしょう。
セッション後も身体の反応は続きます。そのプロセスの妨げとなりますので、セッション後、1週間以内に他のマッサージなどと併用なさらぬようにお願いいたします。